遺伝子図鑑

カテゴリ 関連検査項目
その他 危険回避
検査項目概要
危機回避能力は危機を察知し,危機の発生を予防する方法考察ができ、実行できる能力を示します。日常的にもちろん、成長の過程や社会で生活するために不可欠な能力です。
対象遺伝子名
ANKK1 (DRD2) DRD2遺伝子は神経伝達物質であるドーパミンの受容体としての機能があります。この遺伝子がGA型、AA型の方は、この受容体の密度が低下することで神経伝達の効率が低下し、危険回避力が低くなる傾向があると報告されています。
カテゴリ 関連検査項目
その他 記憶力
検査項目概要
記憶とは過去に経験した事や一度覚えた事を、時間がたった後までも大体その通りに思い出せることです。符号化(記銘)、貯蔵(保持)、検索(想起)の3段階からなります。また、記憶できる時間により、感覚記憶(数秒)、短期記憶(数分〜数時間)、長期記憶(長く〜ほぼ永続的)に分類できます。
対象遺伝子名
WWC1 (KIBRA) KIBRA遺伝子の機能は現在研究中ですが、この遺伝子がTT型、TC型の方は記憶能力が高くなる傾向があると報告されています。
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消化器 乳糖不耐性
検査項目概要
牛乳を飲んでお腹がゴロゴロするという症状を経験した事がありますか?乳児以外で出るこういう症状は、「乳糖不耐症」といって、牛乳に対するアレルギーがあるわけでありません。小腸内でラクターゼ(別名:乳糖分解酵素)という酵素が十分に作られないために、牛乳や乳製品に多く含まれる乳糖を消化することができないことによります。乳糖は消化されるとブドウ糖とガラクトースという2つの分子になりますが、このガラクトースが中枢神経系の完成に必要です。そのため母乳や粉ミルクには、乳糖がしっかり含まれています。乳児期までは、小腸の粘膜でラクターゼが作られるため、母乳を飲んでも平気です。しかし離乳とともに、乳糖不耐症の素因のある人ではこの酵素が少なくなっていくのです。 乳糖不耐症の素因のある方は、代々乳製品を摂り続けている北欧や西ヨーロッパの人では1割強ですが、アジア人や黒人、アメリカ先住民、そしてヨーロッパでも地中海地方の人々ではなんと7〜9割が該当します。世界全体でも、乳糖不耐症の遺伝的素因のある方は約8割に及びます。ですから、乳糖不耐症は病気ではなくて成長に伴う自然現象であり、全く素因がない方が珍しいともいえます。そういう意味で、逆に素因がない方を「ラクターゼ活性持続症」と呼ぶ場合もあります。
対象遺伝子名
LCT, MCM6 LCT遺伝子は乳糖を加水分解する機能があります。この遺伝子がGG型の方は発現量が低下し、乳糖の代謝が不十分となり、消化できなくなると報告されています。これまでのデータでは日本人でGG型以外の遺伝子型は現れていませんが、今後の研究の拡大により現れる可能性があります。
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食生活 甘み摂取傾向
検査項目概要
成人の女性は男性より甘味感受性が高く、加齢にともない低下することが知られています。また、生理状態(激しい運動の後や疲労の蓄積)により感受性が変動し、自然に甘いものを摂取したくなります。
対象遺伝子名
ADRA2A ADRA2A遺伝子はアドレナリンを受け取り、血糖値を上昇させる機能があります。この遺伝子がCG型、GG型の方は血糖値が上がりにくくなるため、甘い食べ物の消費が多くなる傾向があると報告されています。
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食生活 カフェイン過敏症
検査項目概要
少量のカフェイン摂取でもカフェイン中毒のような症状(動悸やめまい、強い不安感や焦燥感、不眠や吐き気、悪心など)がでます。カフェイン過敏症でも紅茶やお茶ならそれほど気分が悪くならないことがありますが、紅茶やお茶の茶葉に含まれているタンニンという成分がカフェインと結びつき、カフェインの作用を抑制させるためです。
対象遺伝子名
ADORA2A ADORA2A遺伝子は神経伝達物質であるアデノシンを受け取り、ドーパミンを抑制してリラックス・睡眠作用をもたらす機能があります。カフェインはアデノシンの類似物質として正常な作用を阻害する覚醒作用があります。この遺伝子がCT型、TT型の方はアデノシンよりカフェインと結合しやすく(感受性が高く)なる傾向があると報告されています。
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食生活 カフェイン代謝
検査項目概要
アジア人は他の人種に比べるとカフェインの代謝が遅く、女性の方が男性より速いです。また喫煙者は、そうでない人より2倍も代謝が速いといわれています。
対象遺伝子名
CYP1A2 CYP1A2遺伝子はカフェインの代謝を促進する機能があります。この遺伝子がAC型、CC型の方は酵素活性が低下し、カフェインの代謝が遅くなる傾向があると報告されています。
カテゴリ 関連検査項目
食生活 苦み感知度
検査項目概要
「甘味」、「塩味」、「うま味」は人体に不可欠な栄養素の存在を知らせるシグナルですが、「酸味」は腐敗のシグナル、「苦味」は多くの毒物が苦いことから、食べてはいけない有害物のシグナルとして機能しています。そのため「苦味」の閾値(味を感知できる最低の濃度)は他の味に比べてはるかに低く、ごくわずかな量でも敏感に苦味を感知することで、毒物の摂取をさけることができます。
対象遺伝子名
TAS2R38 TAS2R38遺伝子は苦味成分受容体として、食品などに含まれるに苦味成分と結合することで苦味を感知する機能があります。この遺伝子がGC型、CC型の方はGC型、CC型の方は苦味を感じやすい傾向があると報告されています。
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肌・髪 そばかす
検査項目概要
そばかすは、細かい茶褐色の斑点で、5〜6歳頃から出始めます。皮膚が何らかの刺激を受けることで現れます。
原因は
◆紫外線に当たってきた量が多い。
◆新陳代謝が悪い(血行が悪く冷え性の人、生理不順の人、汗をかきにくい人など)
◆ホルモンの何らかの影響
◆精神的ストレス
◆活性酸素
またそばかすは、遺伝的要素が強いともいわれています。
対象遺伝子名
ASIP ASIP遺伝子はユーメラニン(黒いメラニン)の合成経路を阻害します。この遺伝子がAG型、GG型の方はそばかすができやすい傾向があると報告されています。
ASIP ASIP遺伝子はユーメラニン(黒いメラニン)の合成経路を阻害します。この部位がGT型、TT型の方は日焼け・そばかすのリスクが高くなると報告されています。
IRF4 - EXOC2 IRF4遺伝子はメラニン形成酵素を活性化する転写因子として働いてます。日光への皮膚感受性に関与していると考えられます。この遺伝子がCT型、TT型の方はそばかすができやすい傾向があると報告されています。
TYR TYR遺伝子はメラニン色素の合成を促進する機能があります。この遺伝子がAC型、CC型の方はそばかすができやすい傾向があると報告されています。
IRF4 IRF4遺伝子はメラニン形成酵素を活性化する転写因子として働いてます。日光への皮膚感受性に関与していると考えられます。この遺伝子がCT型、TT型の方はそばかすができやすい傾向があると報告されています。
FANCA MC1R遺伝子はメラニン細胞刺激ホルモンの受容体としての機能を持ちます。この遺伝子がCG型、GG型の方はそばかすができやすい傾向があると報告されています。
BNC2 BNC2遺伝子は角化上皮を形成する転写因子としての機能を持ちます。この遺伝子と類似した機能を持つBNC1遺伝子はケラチノサイト増殖に関与しているため、この遺伝子がTC型、CC型の方はそばかすができにくい傾向があると報告されています。
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体格・成長傾向 胸の大きさ
検査項目概要
人のバストの大きさは乳腺の量によって決まり、思春期から成人期にかけて分泌される女性ホルモンの刺激により乳腺が増殖します。女性ホルモンが多ければ多いほど脂肪がつきやすく、バストも大きくなっていきます。胸が大きく成長するには、成長期に十分な栄養を摂取する事や、十分な睡眠時間によりホルモンの分泌などが必要不可欠です。そして、普段の姿勢もバストアップには欠かせない要因です。
対象遺伝子名
RPL26P25 - SMARCE1P4 遺伝子特定に至っておりませんが、この部位がCT型、TT型の方は胸が小さくなる傾向があると報告されています。
INHBB - GLI2 遺伝子特定に至っておりませんが、近傍にGLI2という、皮膚細胞の増殖に関与する遺伝子が存在します。また、脂肪細胞内に多く発現するINHBB遺伝子が近傍に存在します。この部位がCT型、TT型の方は胸が大きくなる傾向があると報告されています。
RALB - INHBB 遺伝子特定に至っておりませんが、脂肪細胞内に多く発現するINHBB遺伝子が近傍に存在します。この部位がTC型、CC型の方は胸が大きくなる傾向があると報告されています。
ZNF365 ZNF365遺伝子の機能は現在研究中ですが、この遺伝子がTC型、CC型の方は、胸が大きくなる傾向があると報告されています。
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心臓・循環器・脳 脂肪摂取と心筋梗塞の関連
検査項目概要
血液中の中性脂肪が多すぎると動脈硬化を引き起こし、動脈硬化になると心臓病などの合併症がおこりやすくなります。心筋梗塞は動脈硬化が原因であることが多く、血管がつまることにより、血液が送られなくなって心筋が壊死してしまう状態です。
対象遺伝子名
APOA5 APOA5遺伝子は、血漿トリグリセリド濃度を制御する重要な機能をもちます。この遺伝子がGA型、AA型の方は中性脂肪が高くなる傾向にあり、心筋梗塞の発症リスクも高くなると報告されています。
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その他 慢性疲労症候群
検査項目概要
この名前を聞いて、「疲れがなかなかとれない状態」と思われますが、この病気で生活するのが困難なほど強い疲労感が長く続き、体が鉛のように重く感じて動かせなくなり、寝たきりになることもあります。国内で患者は約30万人とも言われますが、原因は分かっておらず、有効な治療法も見つかっていません。長期間の疲労感の他に微熱 ・咽頭痛 ・頸部あるいはリンパ節の腫張・原因不明の筋力低下, 羞明 ・思考力の低下・関節障害 ・睡眠障害を呈することがあります。
対象遺伝子名
TPH2 TPH2遺伝子は睡眠、意気消沈、記憶などに関わる神経伝達物質を産生します。この遺伝子がCT型、TT型の方は慢性疲労症候群の発症リスクが高くなると報告されています。
NR3C1 NR3C1遺伝子はグルココルチコイド(代謝に影響を及ぼし、抗炎症作用および免疫抑制作用がある体内ステロイド)の受容体を産生します。この遺伝子がAG型、GG型の方は慢性疲労症候群の発症リスクが高くなると報告されています。
CRHR2 CRHR2遺伝子は主要なストレスホルモン(コルチゾール)の合成を制御する機能があります。この遺伝子がGA型、AA型の方は慢性疲労症候群の発症リスクが高くなると報告されています。
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その他 不眠症(カフェイン誘導)
検査項目概要
不眠は大きく4タイプに分けられます:
(1)入眠困難:なかなか寝つけない
(2)中途覚醒:眠りが持続せず、短時間で目が覚めてしまう
(3)早朝覚醒:明け方に目が覚めてしまい、再入眠できない
(4)熟眠障害:眠りが浅く、十分寝た気がしない
カフェインは(1)のタイプの不眠の原因になります。カフェインが眠りを妨げるのは、アデノシンの働きを邪魔するからです。 アデノシンは脳の神経線維に取り付いて安定感や疲労感をもたらすので、これが邪魔されると、眠たくなくなるのです。
対象遺伝子名
RP11-889D3.1 遺伝子特定に至っておりませんが、この部位がAG型、GG型の方はカフェイン誘導性の不眠になりづらくなると報告されています。
MTUS2 MTUS2遺伝子は細胞骨格を形成する機能があります。この遺伝子がCG型、GG型の方はカフェイン誘導性の不眠になりづらくなると報告されています。
NEDD4L NEDD4L2遺伝子は、さまざまな生命現象に関わるユビキチンタンパク質と結合する機能があります。この遺伝子が、CT型、TT型の方はカフェイン誘導性の不眠になりづらくなると報告されています。
FCHSD2 - P2RY2 遺伝子特定に至っておりませんが、薬物受容体の一種であるP2RY2遺伝子が近傍に存在します。この部位がCT型、TT型の方はカフェイン誘導性の不眠になりづらくなると報告されています。
カテゴリ 関連検査項目
その他 情報処理速度
検査項目概要
人間の情報処理システムは未解明です。1950年代発案された理論が最も研究されています。この理論によりますと、情報処理システムは3つの記憶(感覚記憶、作動記憶、永久記憶)と、情報の伝達を統制する集合から成っています。
対象遺伝子名
NRSN2 - TRIB3 遺伝子特定に至っておりませんが、神経細胞に多く発現するNRSN2遺伝子が近傍に存在します。この部位がGT型、TT型の方は情報処理速度が速くなる傾向があると報告されています。
CTC-430J12.2 遺伝子特定に至っておりませんが、この部位がCT型、TT型の方は情報処理が速くなる傾向があると報告されています。
KCTD2 KCTD2遺伝子はストレスにさらされた神経細胞にエネルギーを供給する機能を持っています。この遺伝子がCT型、TT型の方は情報処理が速くなる傾向があると報告されています。
FAM110C FAM110C遺伝子は細胞分裂において重要な機能を持っています。この遺伝子がCA型、AA型の方は情報処理が速くなる傾向があると報告されています。
PKNOX1 PKNOX1遺伝子の機能は明らかになっておりませんが、この遺伝子がCT型、TT型の方は情報処理速度が速くなる傾向があると報告されています。
カテゴリ 関連検査項目
その他 計算速度
検査項目概要
教育成果の評価においては、指数、対数の計算や、微積分学 の計算のように、学年相応の計算問題をどれだけ早く正確にこなせるかを漠然と示した意味になることが多いです。
対象遺伝子名
MMP7 MMP7遺伝子は細胞外マトリックスの分解や細胞表面に発現するタンパク質の分解、生理活性物質の代謝に関与します。この遺伝子がTG型、GG型の方は計算速度が速くなる傾向があると報告されています。
GRIK1 GRIK1遺伝子は神経伝達において重要な機能を持っています。この遺伝子がGC型、CC型の方は計算速度が速くなる傾向があると報告されています。
DNAH5 DNAH5遺伝子は細胞内のエネルギー供給に関与します。この遺伝子がTC型、CC型の方は計算速度が速くなる傾向があると報告されています。
SAMD3 SAMD3遺伝子は細胞増殖のシグナル伝達に関与します。この遺伝子がTC型、CC型の方は計算速度が速くなる傾向があると報告されています。
ARID1B ARID1B遺伝子はDNA複製や核酸の核内パッケージングに重要な機能を持っています。この遺伝子がGA型、AA型の方は計算速度が速くなる傾向があると報告されています。
MFSD6 MFSD6遺伝子は細胞内への糖の取り込みに関与します。この遺伝子がTG型、GG型の方は計算速度が速くなる傾向があると報告されています。
GUCY1A2 GUCY1A2遺伝子はエネルギー生成や細胞老化に関与します。この遺伝子がGA型、AA型の方は計算速度が速くなる傾向があると報告されています。
NRCAM NRCAM遺伝子は神経の機能に関与します。この遺伝子がAG型、GG型の方は計算速度が速くなる傾向があると報告されています。
DLD DLD遺伝子は細胞内エネルギー生成に関与します。この遺伝子がTC型、CC型の方は計算速度が速くなる傾向があると報告されています。
NUAK1 NUAK1遺伝子の機能は現在研究中ですが、この遺伝子がTC型、CC型の方は計算速度が速くなる傾向があると報告されています。
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