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喫煙が妊娠やおなかの中の赤ちゃんに与える影響とは?

2016/09/05

厚生労働省の情報によると、平成26年、日本の成人男性の平均喫煙率は30.3%、そして成人女性は9.8%でした。

昭和の喫煙率ピーク時代よりは確実に減少していますが、それでも諸外国と比較するとまだ高い状況だと報告されています。 その中で気になるのが妊婦の喫煙率です。
厚生労働省の2010年の「乳幼児身体発育調査」によると、妊婦の5%が喫煙をすることが分かりました。
妊婦の喫煙は、からだにどのような影響があるのでしょうか?

妊娠中の喫煙リスク

禁煙するとストレスが溜まるから吸ってしまうという方もいらっしゃいますと思いますが、おなかの中の赤ちゃんには悪影響があるようです。
では、どのような悪影響があるのでしょうか?

  1. 早産のリスクが1.5倍以上増加します。タバコを吸うと体内には一酸化炭素とニコチンが増加します。一酸化炭素は血液の中のヘモグロビンと結合、酸素を取り込みにくくさせ、ニコチンは血管を狭くさせる作用があります。この二つの作用は胎盤の血液循環に悪影響を与え、胎盤の機能が低下します。その結果、流産や早産になるリスクが高くなるのです。
  2. 出産後にも影響があります。無事、赤ちゃんが生まれたとしても妊娠中にタバコを吸っていたことが悪影響を与える場合があります。それは、「乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)」です。赤ちゃんが寝ている間、突然死する可能性があるということです。両親が喫煙している場合、そのリスクが非喫煙者に比べて約4.7倍高くなると知られています。

妊娠中じゃなくても危険!

たとえ、妊娠中でなくても、妊娠を計画している方はタバコを止めた方が良いという研究結果があります。
特に、タバコの煙に含まれている有害物質を分解する働きがあるNAT2遺伝子が低代謝型の女性は、直接・間接的な喫煙により不妊になる可能性が高くなることが分かりました。
この遺伝子が低代謝型な場合、タバコに含まれている有害物質の分解・排出が遅くなるということです。

昔に比べてタバコを吸える環境も大きく変わってきて、喫煙者も減少しています。健康への意識が高まっていることと言えます。タバコが趣味嗜好品であるとはいえ、妊娠中かどうかに関わらず、ご自身やこれから生まれてくる子供の為には喫煙者の皆さまにとって生活習慣を見直すきっかけとなれば幸いです。

参考文献

http://louisville.edu/sphis/news/researchers-to-explore-the-lifetime-effects-of-cigarette-smoke-and-genetics-on-infertility
http://www.eurekalert.org/multimedia/pub/121842.php
http://www.health-net.or.jp/tobacco/product/pd090000.html
https://192abc.com/10403

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