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えっ本当?東アジア人の方が欧米人よりも発症しやすいがんがある?

2015/08/27

意外かもしれませんが、胃がんの罹患率は、東アジア(日本、中国、韓国など)人の方が、欧米人よりも高いと報告されています。アメリカの中でも、日・韓国・中国系の移民のほうが、白人よりも胃がんの罹患率は高いことが証明されています。 日本のがん情報サービスサイトによると、胃がんの死亡率は、男性が2位、女性が3位と報告されています(2015年)。2015年、胃がんの予想患者数も、男性が2位で女性は4位とランキングの上位に入っています。

胃がんの怖さは、自覚症状が表に出ない

胃は、代表的な消化器官です。私たちが食物を摂取すると、胃から分泌される強い酸性の胃液が、食物を細かく消化して必要な栄養素を吸収すると言う、とても重要な機能を果たします。胃がんは、胃の壁の一番奥にある粘膜内の細胞が、何らかの原因でがん細胞になり発症します。いつも多忙な胃ですが、がんの症状は自覚しにくく、症状が悪化しても気づかない場合もあるようです。症状があった場合でも、食欲不振、吐き気、下痢といった、いわゆる胃腸炎の症状と区別しにくく、見逃しやすいと言われています。そのため、定期的な検査が必要なのです。

血液型がA型だとかかりやすいという報告もある

胃がんの原因は大きく三つに分けられます。一つ目は生活習慣で、欧米化した食事や塩分の多い食品の過多、野菜・果物の摂取不足、喫煙・飲酒等によって誘発されます。二つ目は、ヘリコバクターピロリ菌の持続感染で、感染した患者がすべてがんになるわけではありませんが原因の一つとして知られています。三つめの要因は、遺伝子です。中国人を対象としたある研究によると、細胞内エネルギーの感知に関する機能を持ち、ストレス時にATP(多くの代謝工程にエネルギーを供給する物質)の節約を誘導するPRKAA1遺伝子の特定型保持者は、胃がんの発症リスクが高い傾向にあると報告しました。さらに、乳がんの遺伝子で有名なBRCA1・BRCA2遺伝子も胃がんのリスクを高めるようです。

ある研究によると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの90%は消化器官から作られるという報告があります。私達が幸せを感じるための胃。大切に労わっていきたいですね。

参考文献
国立がん研究センターがん対策情報センターがん情報サービス http://ganjoho.jp/public/cancer/stomach/treatment.html

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22037551
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25860609

提供元: Geno(ジーノ)|遺伝子の?を!に変える

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