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「今度こそ禁煙するぞ!」毎回決意しては失敗する理由とは?

2015/06/25

健康に対する国民意識が高まったことが原因か、又は税金が上がったことが原因かもしくはその両方の理由で、全国の喫煙者は徐々に減少しています。 2014年における全体的喫煙者は19.7%と報告され、2009年の24.9%と比べると減少していることが確認できます。他の国でも禁煙運動は広がり、レストランや居酒屋、クラブなどでの喫煙も禁止している国が増えている状況です。禁煙の方法は、人それぞれでニコチンパッチやガムなどの禁煙グッズに頼る人もいれば、徐々にタバコの本数を減らしていく人、カウンセリングを受ける人もいます。どの方法があっているかは、人によりけりなのでしょう。

ニコチンパッチを使わなかったから?

2012年、ハーバード大学で行われた研究によると、いっぺんにタバコを辞める人と禁煙グッズを使って辞める人、喫煙者に戻る確率はほぼ同じであると報告されています。しかし別の研究では、禁煙グッズを使いタバコの代わりにニコチンを補充する方法のほうが、最終的に禁煙と繋がる確率が高いと反論しています。どちらの方法にしても、一回タバコを始めると永遠に辞めることはとても難しいタスクです。その理由として、ニコチンに中毒性があることも原因ですが、習慣化してしまっていることも大きな要因の1つと言えるでしょう。さらにニコチン補助グッズを使う場合、間違った方法で使ってしまうと、ニコチン補助グッズの中毒になってしまう可能性もあります。

タバコ依存症にならないラッキーな遺伝子を持っていないから?

「至福の分子」として知られているアナンダミド。この分子は、食欲、記憶や感情に関わっている脳内のエンドカンナビノイドシステムで見つかります。エンドカンナビノイドは生体内で作られるカンナビノイド受容体の総称で、大麻草に含まれる生理活性成分のカンナビノイドからその名前が由来しています。いわゆる、アナンダミドは脳内マリファナ類似物質なのです。 このアナンダミドの数値を調整するのがFAAHと言われる物質です。FAAH物質に関わっている遺伝子の特定な変異は、約20%の「ラッキーな人」です。変異を持っている人は、タバコや麻薬をに対して中毒になりにくいと報告されています。つまり、禁煙も成功しやすい傾向があるようです。

毎年、新年の抱負に禁煙を決意しているのに、結局失敗を繰り返している人。それは幸運の遺伝子変異を持っていないからかも知りませんが、自分が勝手に作り出した習慣に洗脳されている場合もあります。吸いたくなったら、水を飲む、飴をなめるなどの新たな習慣を作り、禁煙できると良いですね!

参考文献

http://www.gallup.com/poll/163763/smokers-quit-tried-multiple-times.aspx
http://tobaccocontrol.bmj.com/content/early/2012/01/10/tobaccocontrol-2011-050129.abstract
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16885576

提供元: Geno(ジーノ)|遺伝子の?を!に変える

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