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夜食の代償は肥満だけじゃない!?食事をする時間を真剣に考えるべきかも!?

2015/06/12

私達は、何を食べるかということだけでなく、いつ食べるのかということも重要視する必要があるようです。

食事の時間が心臓にも影響を与えている?

サンディエゴ州立大学が行った研究によると、食事時間の違いとそれに伴う体調や疾患の変化について研究を行いました。研究チームは、ショウジョウバエを2つのグループに分け、1つのグループはいつでも食事を食べられる環境にし、もう1つのグループは日中の12時間のみ食事が出来る環境に設定しました。各グループの食事内容は変化をつけず、どちらにもコーンミールを与えました。3週間後と5週間後にそれぞれ、睡眠、体重、心臓組成の変化を観察した結果、食事の時間制限を行ったグループの方が睡眠のリズムは正しく、著しい体重変化が見られなかったようです。また、心臓の機能も向上していることが確認されました。この変化は、若いショウジョウバエに限らず、同様な制限を“お年寄り”にかけても、心臓の健康状態は良くなりました。研究チームはさらに研究を進め、この変化がどの遺伝子と関わっているのかを調査しました。その結果、3つの関連遺伝子が判明したようです。1つ目は、タンパク質の高次構造に関与するTCP-1という遺伝子、2つ目はミトコンドリアのエネルギー生産に関与するmETC、3つ目は体内時計に関与する遺伝子です。実際にTCP-1と体内時計に関わる遺伝子が機能しないショウジョウバエでは、食事制限の実験では同じ結果が得られないことが確認されています。しかし、なぜこれらの遺伝子が関わっているかのメカニズムに関してはまだ明らかになっていないようです。

やっぱり肥満の原因にもなる

ペンンシルバニア大学研究チームの発表によると、この体内時計に関連するいくつかの遺伝子の中で、Bmal1遺伝子が欠損すると、体重増加の原因になることが明らかとなりました。 実験では、マウスの脂肪細胞のBmal1遺伝子を欠損させ、体内時計に変化があるかどうかを観察したところ、寝る時間帯に食事の摂取量が増え、たとえ同じカロリーを摂取していても、規則正しい生活をしていたマウスと比べて体重が増加した上に、レプチンと中性脂肪のレベルも増加していたようです。レプチンは、食事を摂取した際に上昇したインスリンの刺激を受けて作り出され、満腹中枢に作用して食欲を抑えたり、交感神経を活性化させて脂肪を燃焼し、肥満を抑制する働きを持ちます。つまり、Bmal1遺伝子の機能が失われ体内時計が壊れると、食事の時間が乱れ肥満になる傾向にあるようです。

肥満防止だけでなく、病気予防の為にも夜食は控えたほうが良さそうです!

参考文献
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Obesity+in+mice+with+adipocyte-specific+deletion+of+clock+component+Arntl
http://www.sciencedaily.com/releases/2015/03/150312143024.htm

提供元: Geno(ジーノ)|遺伝子の?を!に変える

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