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食事制限は無意味?太る原因は、カロリーではなく体内時計の乱れにあった?

2015/03/18

「どのようなダイエットが効果的か?」は、ヒトの体質によって大きく異なります。最近の研究では、何を食べるかだけでなく、いつ食べるのかも個人の体質によって異なることが分かってきました。

体内時計の管理が重要?

その鍵となるのは体内時計のようです。体内時計は、体温、血圧、ホルモンや睡眠などの体のリズムを司っており、体内時計が乱れると不眠、疲労等の不調が現れたり、病気を発症する場合もあります。 ペンシルバニア大学研究チームの発表によると、この体内時計に関連するいくつかの遺伝子の中で、Bmal1遺伝子が欠損すると、体重増加の原因になることが明らかとなりました。 Bmal1遺伝子は、脂肪細胞に多くあります。実験では、マウスの脂肪細胞のBmal1遺伝子を欠損させ、体内時計に変化があるかどうかを観察しました。その結果、Bmal1遺伝子欠損マウスは、寝る時間帯に食事の摂取量が増え、たとえ同じカロリーを摂取していても、規則正しい生活をしていたマウスと比べて体重が増加した上に、レプチンと中性脂肪のレベルも増加していたようです。レプチンは、食事を摂取した際に上昇したインスリンの刺激を受けて作り出され、満腹中枢に作用して食欲を抑えたり、交感神経を活性化させて脂肪を燃焼し、肥満を抑制する働きを持ちます。つまり、Bmal1遺伝子の機能が失われ体内時計が壊れると、食事の時間が乱れ肥満になる傾向にあるようです。

研究チームは、さらに研究を進め、Bmal1遺伝子欠損マウスと野生型マウスの脂肪組成の違いも調べたそうです。その結果、Bmal1遺伝子欠損マウスは、飽和脂肪酸の割合が高く、不飽和脂肪酸の割合が低いことが分かりました。そこで、Bmal1遺伝子欠損マウスに不飽和脂肪酸を補った食事を与えたところ、なんと代謝が正常に回復したそうです。不飽和脂肪酸は、魚に多く含まれる油で血中の中性脂肪やコレステロール値を調節する働きがあるとも言われています。

肥満を予防するには、夜遅くに食事を摂取することを控え、規則正しい生活を送ることが重要のようですね!仕事や家庭の事情で、どうしても難しい人は、不飽和脂肪酸が豊富に含まれる魚を積極的に取り入れると良いかもしれません!

参考文献
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Obesity+in+mice+with+adipocyte-specific+deletion+of+clock+component+Arntl

提供元: Geno(ジーノ)|遺伝子の?を!に変える

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