02 01

My「Gene」

Understanding Myself ~遺伝子研究を行う意味~

前項で述べたように、見た目も大きさも違うヒトと他の生きものの間では、生命の設計図である遺伝子が大きく異なります。では、身長や髪色、瞳の色などの違いがあるヒトとヒトの間でも、遺伝子は異なるのでしょうか? その答えは「YES」です。ヒトとヒトの間でも、ほんの僅かな遺伝子の違いがあることが分かってきました。そして、その違いがヒトの個性を生み出しているのです。例えば、身長や髪色、瞳の色などの外見的な特徴はもちろん、性格や太りやすさ、病気のなりやすさなども、遺伝子によって違いが生じることが分かっています。 最近、テレビやインターネットなどのメディアで紹介されるようになった遺伝子検査は、そのような個性に関わる遺伝子を調べる検査です。自分自身の遺伝子を知ることで、自分がどのような傾向を持って生まれてきたのかを知ることができるのです。つまり、遺伝子を正確に知ることは自分の個性を知ること、自分自身(Myself)を知ることに繋がっています。

02 02

Study of Twins ~日々進む双子の遺伝子研究~

では、自分自身の病気のなりやすさや体質が遺伝子によって生じているのであれば、ヒトの運命も遺伝子によって決まるのでしょうか? その答えは「No」です。遺伝子がその人の個性を作る「情報」を握っていることは確かですが、遺伝子がその人の「運命」を決めるわけではありません。一卵性の双子はほとんど同じ遺伝子を持っているため、外見的にもよく似た特徴を持ちます。ところが、一卵性双生児は全く同じではありません。やはり、それぞれに異なる特徴が生まれるのです。 一卵性の双子に「違い」を生み出す要因、それは「環境」です。 最近の研究では、同じ遺伝子を持っていても環境や精神状態により、遺伝子のはたらきは影響を受けることが報告されています。そのため、100%同じ遺伝子を持っている一卵性双生児でも年を重ねるほどに差が生じてくると言われています。

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