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写真は記事のイメージで本文とは直接関係ありません。Credit to Shardayyy, クリエイティブ・コモンズ 表示 2.0 一般
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生まれた季節によってアレルギーのリスクが異なることが明らかに

2016/10/14

生まれた季節によって、性格や才能が異なるという話、聞いたことありませんか?

過去の研究によると、生まれた季節によりホルモン分泌量の違いで性格に影響を与えたり、アレルギーのかかりやすさに影響を与えたりという報告があります。
この様な報告は「ただの占い」や「でたらめ話」等、賛否両論あるかもしれません。しかし、イギリスのある研究結果により科学的に生まれた季節とアレルギーの発症の関係が示されました。

その研究結果では、DNAの「メチル化」が影響しているようです。遺伝子に関する文献でよく見かける単語の一つですが、一体メチル化とはどのような現象なのでしょうか?

メチル化とエピジェネティクス

・エピジェネティクスとは
最近話題になっている学問で、遺伝子配列そのものに変化が起きるのではなく、何かしらの化学的変化がDNAやたんぱく質などに起こることで、遺伝子の発現パターンが変化することを指す用語です。
その現象の一つとして「メチル化」が挙げられます。

・メチル化とは
DNAを構成するアデニン,グアニン,シトシン,チミンの塩基のうち、シトシンにメチル基(-CH3)がくっつく現象で、遺伝子の発現量をコントロールしている部位で起きた場合は機能に影響を及ぼすことが知られています。
メチル基が結合したシトシンが多いほど影響は強くなります。

誕生日とメチル化の関係

研究では、1980~1990年に生まれた367人の遺伝子を解析、アトピーや湿疹、喘息等の病歴を追跡しました。
その結果、特定のメチル化パターンがアレルギー反応と相関関係がある事が分かりました。
さらに、このメチル化のパターンは生まれた季節にも関係がある事が証明されたのです。報告によると、秋と冬に生まれた人は湿疹にかかるリスクが高いことが分かました。
しかし、生まれた季節がなぜメチル化パターンに影響を与えるのか、そのメカニズムはまだ明らかになっていません。研究者は気温、日光量、食事などの季節による違いを考慮していく必要があるとしております。 

まとめ 

生物の遺伝子配列そのものは変わらないですが、何かしらの理由でメチル化のパターンに変化がありその人の個性や特徴が生まれるという事でしょうか。
さらに、エピジェネティクスは子供にも影響する可能性が示唆されているようで、興味深い研究ですね。

参考文献

http://www.southampton.ac.uk/news/2016/03/allergy-season-birth.page

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