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写真は記事のイメージで本文とは直接関係ありません。Credit to Atos, クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 2.0 一般
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リオ・オリンピックで世界初導入!遺伝子ドーピングテストとは?

2016/07/28

第31回オリンピック競技大会が近づいてきました。開催する場所は、ブラジルのリオデジャネイロです。世界最大のスポーツイベントであるオリンピックを主催する団体は国際オリンピック委員会(以下、IOC)と呼ばれ、スポーツを普及するためにスポーツ競技の調整やオリンピックの定期的な実施、スポーツ倫理の普及を支援することや、スポーツにおけるドーピングの行為と率先的に戦うなどの活動をしています。

オリンピック前には参加する選手からランダムに、さらにメダルを獲得した選手を対象としてドーピング検査を行いますが、今回から“遺伝子のドーピング”検査が導入されることになりました。

ドーピングとは

ドーピングとは「薬物を使用して不正に競技能力を高めること」と定義されていますが、言葉だけでは正確な定義が出来なくなったため、何項目かの禁止事項がドーピングの定義として含まれています。その項目は、選手の身体から摂取した検体に禁止物質やその代謝物が検出された場合、禁止されている方法を使用している場合、正当な理由なく検体摂取を拒否した場合などがあげられます。

今回問題になったロシア選手のドーピングの場合、ロシア選手からのサンプルを影の検査機関が秘密裏で検査し、陰性の検体だけを公式な機関に送り、陽性反応がでた検体は廃棄していたことが発覚したことで話題になりました。

世界初、遺伝子ドーピング 

IOCは2016年リオ・オリンピックで、通常のドーピング検査だけではなく、遺伝子のドーピング検査も導入することを発表しました。この検査は不正なDNAの注入があったのかどうかを検査します。これは、合成した遺伝子を注入することによって、エリスロポエチン(以下、EPO)と呼ばれるこのホルモンが生産され、酸素を運搬する赤血球に人工的に刺激を与えているかを検出する検査です。

昔はEPOを直接選手に注入することで選手のパフォーマンスに影響を与えていたのですが、血液のドーピング検査から検出されるため従来のドーピング検査でチェック出来ました。そこで、遺伝子ドーピングに変える選手がいる可能性があると推測し、遺伝子ドーピングを導入することになりました。

まだ、実際に実施されたことがなく、リオで採取した選手たちの血液サンプルはオーストラリアのラボに渡りオリンピックが終わった後に解析される予定です。

参考文献

https://www.sciencedaily.com/releases/2016/07/160726094224.htm

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