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写真は記事のイメージで本文とは直接関係ありません。Credit to John Goode,クリエイティブ・コモンズ 表示 2.0 一般
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日本政府、ヒト受精卵のゲノム編集を容認

2016/04/25

中国の科学者がヒト受精卵のゲノムを編集したことで話題になりましたが、日本でもゲノム編集を認める報告書をまとめたというニュースです。

4/22 にまとめられた、政府の生命倫理専門調査会の報告書は、基礎研究に限定されてはいるものの、ゲノム編集技術でヒト受精卵を操作することを認める内容になっているようです。報告書の中では「先天性の難病治療や不妊治療の研究に役立つ可能性がある」として、ヒト受精卵のゲノム編集を容認する方針が示されています。

ゲノム編集とは

ゲノム編集は生命の設計図と呼ばれるDNAを編集する技術の事を指しています。最近話題になっているゲノム編集技術が「CRISPR-Cas9」と呼ばれるもので、第三世代のゲノム編集技術です。 従来の遺伝子組み換え技術では、細胞内に導入した遺伝子が、必ず目的の箇所に組み込まれるとは限りません。数千回から数万回試した結果、ようやく意図した組み込みができるというものでした。一方、「CRISPR-Cas9」は、ガイドRNA(遺伝子配列内の目的の箇所を見つけ出す仕組み)を利用することによって、飛躍的に高い精度で特定の箇所を切断したり繋ぎ合わせたりすることが可能です。

ゲノム編集のメリットとデメリット

ゲノム編集は幅広く応用することができます。遺伝子疾患の予防や治療から農産物・家畜の品種改良まで使用することができるのです。しかし、まだその安全性や副作用に関して何も明らかになっていません。倫理的な問題にも繋がり、次世代への影響を懸念する声も上がっています。

この記事に関連するタグ

DNA ゲノム編集 日本 RNA CRISPR-Cas9 受精卵

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