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写真は記事のイメージで本文とは直接関係ありません。Credit to Saguaro National Park, クリエイティブ・コモンズ 表示 2.0 一般
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地上最強の動物はマイクロレベル?!

2015/12/01

この世で一番強い動物と言えば何が思い浮かびますか?ネットで「地上最強の動物」と検索してみると、アフリカゾウが1位、シロサイが2位、シャチ、カバと続きます。ライオンやトラなどを思い浮かべる人もいるでしょう。しかし、ある科学者たちは「クマムシ」が地上最強だと主張しています。

マイクロ単位の生物 

クマムシはその形がクマと似ていることに由来しており、英語ではWater bearと表現されます。クマムシは、そのゆっくり歩く姿から緩歩動物と呼ばれています。体長は50マイクロメートルから1.7ミリメートルとものすごく小さいのに、なぜ地上最強の動物と言われるのでしょうか。それは、彼らに強い耐久性があるからです。クマムシはどんなに過酷な環境でも生息できます。そこがとても暑い熱帯であっても、ものすごく寒い北極であっても、深海底でも温泉でも、水分がない環境でも生きることができます。クマムシは宇宙空間で唯一死なない生物として知られているのです。

クマムシのDNAは「外界生物」由来である

なぜ、クマムシは厳しい環境下で生息できるのか。研究者たちはクマムシの遺伝子を分析してみました。その結果、彼らの遺伝子の17.5%が、外界生物から来たものと判定されました。ウイルスから由来するものが主で、酵母菌や植物から由来する遺伝子も発見されました。遺伝子を外界生物から取り入れることは、人間も含め他の生物も行っていますが、それでも17.5%は大きい数字です。なぜ、クマムシは外界生物の遺伝子を多く持つのか。それは彼らの生態に秘密があるようです。 乾燥した環境ではクマムシの体もまたほぼ乾燥し、その後水分を吸収して復活します。乾燥下では、自分たちのDNAを細かく分裂し、隙間がある状態になりますが、この隙間に外部の遺伝子が入り込み、そのまま体内に残ることが原因ではないかと推測されています。また、クマムシは無性生殖で増幅するため、母体が外界生物から取り入れた遺伝情報をそのまま子孫に受け継いでいくことも1つの要因であると考えられています。

このようにクマムシは、外界生物のDNAを取り入れていくことで、過酷な環境に適応することが出来たのではないでしょうか。今後の研究が砂漠化や異常気象などに適応する鍵となることを期待しています。

参考文献
http://www.pnas.org/content/early/2015/11/18/1510461112
http://news.nationalgeographic.com/2015/11/151128-animals-tardigrades-water-bears-science-dna/

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