Cover 26017a3198 1
写真は記事のイメージで本文とは直接関係ありません。
CLIP

まもなく到来!冬に気をつけたい冬季うつ病って???

2015/11/16

11月も半ばに入り、だんだんと冬の気配を感じる今日この頃。風邪やインフルエンザ、ノロウイルス等、冬に気を付けたい病気は色々ありますが、もう1つ。「冬季うつ病」も気を付けましょう。

冬季うつ病って?

冬季うつ病はその名の通り、冬(11月~2月位まで)に発症するうつ病で、倦怠感や気力の低下、たくさん寝ても眠いという「過眠」、甘いものや炭水化物が無性に食べたくなる「過食」等が主な症状です。冬になると甘いものが止められない、1日寝続けてもまだ眠い等の症状がある人は、もしかすると冬季うつ病の可能性があるかもしれません。冬季うつ病は、日の光を浴びる機会が少ない、つまり日照時間が短いことが原因であると考えられています。なぜ日の光を浴びる機会が少ないことが原因になるかと言えば、私達の体内時計に関係があります。通常私達は、日光を十分に浴びると目から脳に信号が伝わり、夜になると松果体という部分からメラトニンというホルモンが分泌されます。このホルモンは体内時計を24時間に調整し、自律神経やホルモン分泌などに関わっています。その為、メラトニンが十分に分泌されない場合、睡眠と覚醒のリズムが乱れ、疲れやすい、食欲が制御できない、気力がなく落ち込む、といった抑うつ症状が出やすくなってしまうのです。冬季うつ病の治療法としては、日光に良く当たることが重要だと考えられており、「高照度光療法」という太陽光やそれと同等の光を浴びる治療法も確立しています。

うつ病は遺伝子も関係している??

今までの研究で、うつ病とセロトニンの分泌に関係性があることが分かっています。セロトニンは、人間の精神面に大きな影響与え、心身の安定や心の安らぎなどに関与しています。セロトニントランスポーターと呼ばれる遺伝子には、神経伝達物質であるセロトニンの伝達に関係する遺伝情報が書き込まれており、この遺伝子型によってセロトニンの分泌量が変わり、性格にも影響を与えていることが分かっています。

参考文献
http://www.nature.com/neuro/journal/v8/n6/abs/nn1463.html
http://kokoro.mhlw.go.jp/about-depression/002.html

この記事に関連するタグ

うつ病 セロトニン 遺伝子 季節 過眠 メラトニン
Ad genesis

読めば読むほどポイントが貯まる!

Bonus daily

10pt

Bonus login

pt /日目
OK