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この地球上に、スイーツが必要ない世界が存在していた?

2015/11/13

スイーツは、私達の欲求を満たし癒しを与えてくれる効果があります。でも、食べ過ぎると太ってしまったり、生活習慣病のリスクが高まったりと良いことばかりではありません。また、中毒性がある為に、甘いものが辞められないという人も多いのでは。でも実は、この地球上にはスイーツが必要ない世界が存在していたようです。

本日はネコのお話しです。

実は、ネコは甘いという味覚を持っていません。その理由は、遺伝子に関係がありました。甘味を感じるためには、Tas1r2 と Tas1r3という2つの遺伝子がコードするタンパク質が結合し、甘味受容体を形成する必要があります。しかしネコの場合、Tas1r2遺伝子にいくつかの変異が存在するために、正常なたんぱく質が生産されません。その為、甘味を感じることが出来ないようです。また、同じネコ科のトラやチーターも同じく、Tas1r2遺伝子に変異が存在し、甘味は感じません。(犬の場合はヒトと同じく、甘味を感じるようです!) この事実は、2006年にある研究チームから発表されていますが、同研究チームが2012年に発表した論文によれば、実は甘味を感じない同じ遺伝子型を持っている哺乳類は複数いるようです。例えば、コツメカワウソやブチハイエナ、トド、オットセイ、イルカ等、肉食動物にその傾向が強く、さらに驚くべきことに、トドはうま味に関する2つの遺伝子を消失、イルカに至っては苦みに関する遺伝子を含めおよそ10個の遺伝子の機能を消失しているようです。これらの動物は、舌の味蕾の数が極めて少なく、確かに観察してみると味わうと言うよりも丸呑みしているイメージが強いかもしれません。

今日は、スイーツで幸せな気分にしてくれる私たちの遺伝子に、ほんのり甘いお酒で乾杯ですね!

参考文献
http://jn.nutrition.org/content/136/7/1932S.full
http://www.pnas.org/content/109/13/4956

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遺伝子 スイーツ イルカ お菓子 ネコ

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