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ミニブタの次は犬?中国が、ゲノム編集で筋肉モリモリな犬を作る!

2015/10/23

中国がまた、ヒト受精卵とミニブタに続き、犬にゲノム編集を行いました。最近話題になっているCRISPRと呼ばれる遺伝子操作技術を使い、筋肉モリモリな犬を作るという計画です。 

ヒト受精卵の記事→https://ge-no.com/articles/224
ミニブタの記事→https://ge-no.com/articles/576

すべては疾患の研究のため

中国の研究者はビーグルのMyostasin(ミオスタチン,MSTN遺伝子)遺伝子を操作することにより、普通より筋肉量が多い犬を作りだすことができるようです。ミオスタチンはタンパク質の1種で、体の組織の成長や発達を抑制する因子の1つです。ミオスタチン遺伝子をノックアウト(無効化)させることにより、筋肉の発達が抑制されないため普通の犬より筋肉量が多くなる仕組みです。ヒトにもこの遺伝子変異は時々みられるようです。 研究者たちは、遺伝子操作された犬は警察犬や軍事目的にも使えるが、根本的な目的は疾患の治療であると説明しています。パーキンソン病や筋ジストロフィーのような疾患に対しての実験もできるようです。

CRISPR技術とは

CRISPRは第3世代のゲノム編集技術です。CRISPR技術はバクテリアから由来したものです。あるバクテリアのゲノムを観察した結果、リピートされているDNAのシーケンスの中の一部が独特なパターンをしていることが分かりました。科学者たちはバクテリアが危険なウィルスのDNAで、このバクテリアは危険なウィルスから防御するために自身の免疫システムの一部であるCRISPRと呼ばれる領域にウィルスのDNAを保管したことが分かりました。CRISPRはその発見から生まれた技術です。CRISPRはゲノム編集をより精度高く、効率よく、簡単にできる革命的な技術として注目されています。

一方では、ゲノム編集が簡単になった今、社会的及び倫理的問題や潜在的リスクなどの心配・反対の意見もあります。中国の研究者は遺伝子操作された犬をペットとしてブリードする予定はないと語っていますが、ペットとしてのミニブタ販売などを考えると疑惑を生むのは事実です。

参考文献

http://gizmodo.com/gene-edited-dogs-with-jacked-up-muscles-are-a-worlds-fi-1737545538
http://jmcb.oxfordjournals.org/content/early/2015/10/12/jmcb.mjv061.extract
http://gizmodo.com/everything-you-need-to-know-about-crispr-the-new-tool-1702114381

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