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閉経と乳がんの発症リスクは遺伝子が関係していた!?

2015/09/30

先日、大きな話題となった北斗晶さん乳がん発症のニュース。北斗さん自身のブログで、健診にはきちんと行くようにとのメッセージを残していましたが、なんとニュースの後、実際に乳がん検診に訪れる人が5倍に増えた病院もあるようです。

初潮や閉経の時期が乳がんと関係していることをご存知ですか?

昨今の研究で、初潮が早いほどまた閉経が遅いほど、乳がんのリスクは高まることが分かっています。独立行政法人国立がん研究センターの発表によれば、日本人女性を対象とした多目的コホート研究で、初潮を迎えた年齢が14歳より前のグループに比べ、16歳以上のグループの乳がんリスクはおよそ4分の1に抑えられていたようです。一方で、自然に閉経を迎えた女性の閉経年齢については、48歳未満のグループに比べ、54歳以上のグループでは2.0倍ほど乳がんのリスクが高くなったことが発表されています。 初潮や閉経と乳がんの遺伝子的な関連性については今まで明らかとなっていませんでしたが、今週発表されたケンブリッジ大学の発表によれば、自然閉経に関連する遺伝子領域と乳がんリスクに関連する遺伝子領域に関連性が確認されたようです。研究チームは、約70,000人のヨーロッパ系女性を対象に、遺伝子解析を行いました。その結果、閉経年齢が1歳遅くなるほど、乳癌の発症リスクが6%上昇するという計算結果が導きだされました。また、閉経年齢には数百の遺伝子が関連しており、DNAの修復機能を持っているようです。研究チームは、DNA修復遺伝子は正常な卵子の生産数に影響を及ぼし、卵子数は閉経年齢に関与するとの見解を示しています。

乳がんのリスクを考えると、閉経は早いほうが良いのかと思いきや、一方では骨粗しょう症や心疾患、糖尿病のリスクが高くなる傾向があることが分かっています。 自分の遺伝的傾向を確認しながら、規則正しい生活習慣をおくることが何より大切かもしれませんね!

参考文献
http://www.cam.ac.uk/research/news/maintaining-healthy-dna-delays-menopause
http://www.nature.com/ng/journal/vaop/ncurrent/full/ng.3412.html
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/293.html

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