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ミスチル桜井さんも注目?ラマルクの進化論とダーウィンの進化論。その違いについてキリンを例に考えてみる。

2015/09/11

日本のモンスターバンドMr.Children 彼らが現在行っているツアー「未完」の中で紹介されていたラマルクの進化論とダーウィンの進化論について、今日はキリンを例にご紹介します。

キリンは、いつも首を伸ばしていたから首が長くなった?

現在、一般的に知られているダーウィンの進化論の以前に、進化論を提唱した人がいました。ジャン=バティスト・ピエール・アントワーヌ・ド・モネ、シュヴァリエ・ド・ラマルク、通称ラマルクは、19世紀の著名な博物学者であり、biology(生物学)という単語を、初めて使った人物の一人と言われています。彼が提唱した進化論(用不用説)は、個々の個体がその生涯に応じて体を変化させ、変化の一部がその個体の子孫に継承されることで生物は進化していくという説でした。 もう少し詳しく説明すると、動物が生活の中でよく使う器官は次第に発達し、逆に使わない器官というのは次第に衰え、機能を失っていきます。世代ごとの変化は微々たるものであったとしても、多くの動物は一定の環境下で何千、何万年にもわたって世代を繰り返すことから、世代ごとの蓄積は少しであっても、それが続くことで次第に大きな変化となると考えました。そして、子孫はその前の世代よりも進化した場所から一生を始められる為、有利な方向へ進化する事が出来ると考えたのです。ラマルクの進化論についてキリンを例に考えてみると、キリンは元々首が短かったということになります。首が短いキリンが、高い枝にある木の葉を食べようとして、いつも首を伸ばしている内に首が長くなり、その形質が、生まれた子供にわずかに伝わることで、そのキリンの子供は親よりも少しだけ首が長いことになっています。そしてそれが、代々伝わってキリンの首は長くなったという考え方です。現在では、ラマルクの説に否定的な学者が多いようですが、最近の研究では、RNAからDNAへの逆転写によってラマルクの進化論を証明できると唱える学者もいるようです。

首が長いキリンが生き残った?

ラマルクに対して、ダーウィンの進化論は全く別の角度から提唱しています。チャールズダーウィンは、イギリスの自然科学者です。彼の進化論の核心は「自然選択説」であり、これは環境に適応した個体が生き残り、適応しない個体は消滅していく、或は子孫を残す力が弱い為、結果的に環境に適応した個体が生き伸びていくという説です。 キリンを例に考えると、最初から首の短いキリンと首の長いキリンが存在しており、首の短いキリンが、環境に適応せずに消滅していき、環境に適応した首の長いキリンのみが生き残ったという考えです。

彼の自然選択説は現在最も一般的ですが、もともと1つの集団のなかの個体に突然変異が発生したり、別の集団と交流することにより、遺伝子の組み合わせパターンが複数になったと考察されています。変異等の蓄積で短いと長い首のキリンが木の高さ制限が無い時期に共存し、環境の変化により高い方が有利になったと思われます。やはり、遺伝子の多様性、生物の多様性が環境変化への対応には必須のようですね!


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