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日本人は二人いる!?アイヌ人と渡来人の遺伝子を解析したら…

2015/08/26

同じ日本人でも、本当に同じ人種なのかと疑いたくなるほど顔の系統が異なる人っていますよね?その秘密が遺伝子で解明できるかもしれません。

遺伝子から、歴史をひも解いてみた

日本にはかつて、縄文人と弥生人がいたと考えられています、縄文人は、約4万年前に日本列島に来たホモサピエンス集団の末裔と考えられています。背は低く、がっしりとした体格、大きな二重まぶたに、厚い唇、高い鼻筋などはっきりとした目鼻立ちが特徴です。日本人は、農耕民族と考えている人もいるかもしれませんが、実はこの時代、縄文人は、狩猟をして生活していたと考えられています。 それに対し弥生人は、紀元前3,000年頃に、中国北部や朝鮮半島のルートをたどって日本に来たと考えられています。弥生人は、平たい顔を持ち、水田稲作を行って生活をしていたようです。つまり、平たい顔や農耕の歴史は、弥生時代から始まったのです。日本に住むようになった年月は異なりますが、この縄文人と弥生人が融合し、現在の日本人が出来上がっていったと考えられています。 先日、Journal of Human Geneticsに記載された発表によると、国立遺伝学研究所と東京大学の共同チームは、縄文人の子孫と考えられているアイヌ人と弥生人の子孫と考えられている渡来人の混血が始まった時代を、両者の遺伝子解析結果から突き止めたようです。

民族混血はいつ起こったか

研究チームは、日本人を主に北海道に住むアイヌ系のグループ、琉球諸島に住むオキナワ系のグループ、本土人の3グループに分類し、遺伝子解析を行ないました。その結果、顔の造り、歯、毛髪等に関係する遺伝子周辺の塩基配列から、アイヌ系グループと本土人グループには、遺伝子的に大きな違いがあることが判明しました。更に研究チームは、両グループの遺伝子相違の割合から、2つの民族はいつ混血したのかを計算した結果、少なくとも55世代前、すなわち7世紀ごろに始まったとの結論に至ったようです。

今回の研究結果を見ると、そもそもルーツが違うので顔が異なるのも納得ですね! 自分の母方の祖先を知りたい方は、GeneLife Haploでお調べできます。

参考文献
http://www.nature.com/jhg/journal/vaop/ncurrent/full/jhg201579a.html

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祖先 日本人 縄文人 弥生人
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