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今MERSで話題の「ラクダ」のゲノムを解読してみた。

2015/06/20

自分の体温を調節し環境に適応できる「砂漠の船」。それはラクダです。生物の生存が厳しい土地で生き残っている動物ですので、可愛い顔とは裏腹に、体の構造はハイスペックに出来ています。

ハイスペックなラクダ様

ラクダは乾燥地帯に最も適応している家畜であり、昔から乾燥地帯の住民の拡大に大きな支えとして役割を果たしてきました。ロバより多くの荷物を運ぶことができるラクダは、一度に80リットルを、最大136リットルの水を飲むことができます。人間だとしたら10リットルの水を一気飲みすることに該当しますが、そんなことできないですよね。大量の水を飲んで体内に蓄えることで、最短2週間から最長5週間まで水を飲まなくても生きていけることができます。ラクダの最も目立つ特徴であるコブの中身は脂肪になっていて、エネルギーだけではなく、汗をほとんどかかないラクダのために断熱材としての機能を果たし、冬の真夜中には0度以下から熱い季節には50度までの気温差に耐えられるように支えてくれます。

ラクダのゲノムを解析してみた

ラクダはヒトコブラクダとフタコブラクダの二種類があります。ヒトコブラクダは西アジア原産であり、現在ではおもにアフリカを中心に分布しています。ラクダと聞いたらアラジンやアラビアンナイトに出てくる、砂漠があるペルシア(昔のイラン)とかのアラブ国家をイメージするかも知りませんが、実はラクダの先祖は北アメリカ大陸から進化したと言われています。しかも、ラクダは大昔から存在する動物だという事が分かりました。 新生代の後半期に生きていたカメロップ(Camelops)の骨から遺伝子分析をした結果、彼らが本当のラクダの先祖ということが分かりました。以前は南アメリカのカメリード(Camelid-ラマとか)と近いと言われていましたが、カメロップの方が現在生息しているラクダとより近いことが判明されました。

今韓国でMERSのせいでラクダは病菌扱いされていますが、実はハイスペックな生物で、新生代の時代から生きて進化してきた古い動物の一類です。人間も経験が重なると知恵がつくように、ラクダも時代を超えて生きる知恵を体に身に付けたのですね。 

参考文献
http://mbe.oxfordjournals.org/content/early/2015/05/27/molbev.msv128

提供元: Geno(ジーノ)|遺伝子の?を!に変える

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