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あなたは大丈夫?うつ病と老化に関連する遺伝子とは?

2015/12/20

うつ病。それは、心の風邪とも言われる病気です。やる気が起きない、何をしても楽しくない、興味が湧かない、食欲が落ちるといった症状をきたし、学校へ行く、仕事をする等の日常生活に影響を及ぼす場合もあります。日本のうつ病の罹患率は年々増加傾向にあり、最近の統計では、日本人の実に15人に1人が経験しているとも言われています。原因は、元々の性格や環境に加えて、脳内の神経伝達物質の変化も関係しています。その為近年では、神経伝達物質に関連する遺伝子とうつ病の関係について様々な研究が進められています。そんなうつ病に関連する遺伝子がまた新たに発見されました。

ストレスホルモンとうつ病の関連

ドイツとアメリカの共同研究チームの発表によれば、ストレスホルモンに関わるFKBP5遺伝子に関連があるようです。FKBP5遺伝子は、ストレス関連障害の発病において重要であり、遺伝子と環境の相互作用の鍵になると考えられています。今回の研究では、老化が進むにつれてこのFKBP5遺伝子のメチル化が減少し遺伝子が発現しやすい傾向にあることが分かったそうです。また、うつ病になりやすい人も同様のプロセスで遺伝子の発現がしやすい傾向にあることが判明しました。メチル化とは、DNA中の塩基の一部に、メチル基という化学構造が付け足される現象です。メチル化が起きると、その部分の遺伝情報を読み取ることが出来なくなり、メチル化が解除されるまでそこにある遺伝情報は封印されてしまいます。

現段階では、うつ病と老化の相互関係や発症メカニズムについては全て明らかとなっていませんので、今後の研究に期待したいと思います。

参考文献
http://www.chc.ucsf.edu/ame_lab/pdfs/Verhoeven_etal_2013.pdf

提供元: Geno(ジーノ)|遺伝子の?を!に変える

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