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鳥の遺伝子を調べてみた。

2015/06/09

遺伝子の基礎知識として、母親と父親から23本ずつの染色体を受け継いでいることを勉強しましたよね?染色体は二つの種類があって、性別を決める性染色体と普通の常染色体があります。さらに、性染色体にも二つの種類があります。X染色体とY染色体です。地球上の多くの生物が、Xが二つだとメスになり、XとYの組み合わせだとオスになります。なぜこんな話をしているのかと言うと、この規則に当てはまらない奇妙な性染色体を持っている生物が、私達のすぐ近くの公園で歩いているからです。その生物とは鳥です。鳥は独自的な方法で性別を決めるという報告がありました。

XとYを乗り超えて、WとZまで行ってしまった。

鳥の性染色体は、ZとW染色体と言われています。通常知られている、XY染色体と何が違うか?全部が違います。しかも、通常だとXXがメスとなるのですが、この場合メスがZZになります。でも、少し似ている点がありました。Y染色体は進化の流れでサイズが縮んだのですが、Wも縮んだサイズと言われています。さらに、両方のシステム、どちらも一つの染色体が欠乏及び重複するとバリエーションが現れます。哺乳類の場合、XO(Oは一つが欠乏したケース)だとメスになりますが、ショウジョウバエの場合、XOはオスになります。ということは、Yの存在はオスになるために絶対的存在ではないです。鳥の場合、ZOを持っている鳥は今まで発見されていません。「鳥」になるためにはどうやら最低2つの染色体が必要になるらしいのです。このZWシステム、実は鳥だけではなく、蝶や蛇にもあてはまり、蝶の場合はZO,ZZW,ZZWW全部オスになります。 

なぜ同じ地球上に、二つの性別決定システムがあるのでしょうか?この理由はまだ明らかになっていないようです。まだまだこの世界は神秘であふれていますね。

参考文献
http://rsbl.royalsocietypublishing.org/content/early/2010/10/21/rsbl.2010.0793
http://www.karger.com/Article/Abstract/103170
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK10025/
http://www.nature.com/hdy/journal/v96/n4/full/6800795a.html

提供元: Geno(ジーノ)|遺伝子の?を!に変える

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