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言葉がなくたって分かり合える!犬と人間の愛情物語

2015/05/28

当然のことながら、私達人間とペットである犬は会話をすることが出来ません。人間は、言葉を発し、犬は吠えることで、声を出していますが、お互いが何を言っているのか理解することは出来ません。しかし、犬の目を見つめたり、体に触れると、何を思っているのか、どうしてほしいのか、感覚的に分かることがあります。また逆に、私達人間が、悲しい時、喜んでいる時、辛い時、犬は私たちの目をじっと見つめその感情を共有しているようなときもあるでしょう。このことに関して、科学的に立証されたようです。

イヌの視線で幸せホルモンが増加?

麻布大学の獣医学部の研究によれば、犬と飼い主が見つめ合う、なでる等の触れ合いを行うと、オキシトシンが分泌されることが判明したようです。オキシトシンは、脳の下垂体後葉から分泌されるホルモンで、母体における分娩促進や乳汁分泌促進作用を持ちます。また最近では「幸せホルモン」と呼ばれ、オキシトシンが分泌されると心が癒されたり、幸せな気分になる効果があると言われています。 研究チームは、一般の家庭犬とその飼い主30組を対象に、実験室で飼い主とイヌとで30分間の交流を行ってもらいました。そして、交流前後の飼い主と犬のオキシトシン濃度を比較するとともに、行動解析を行いました。その結果、イヌが飼い主をよくみつめるグループでは飼い主とイヌのどちらも尿中オキシトシン濃度が上昇したのに対し、イヌが飼い主をあまりみつめないグループでは、尿中オキシトシン濃度に変化がなかったことが判明しました。この結果から研究チームは、イヌの飼い主にむけた視線はアタッチメント行動として、飼い主のオキシトシン分泌が促進されるとともに,それにより促進された相互のやりとりによって、イヌにおけるオキシトシンの分泌も促進されるとの結論を示しています。

母親と子供でも同じことが言える?

別の研究では、同じように母親の触れ合いが、子供の脳内の遺伝子発現に影響を与えることが分かっています。ネズミを対象とした実験では、子供が痛みを感じる時に活発になる遺伝子の解明及び、その際に母親が一緒にいるかどうかで遺伝子発現に違いが生まれるかどうかを調べました。その結果、痛みを感じる時には、数百の遺伝子が活動することが観察されました。そして、”母親が一緒の時”と”“いない時”を比較したところ、“母親が一緒の時”に活動する遺伝子数は、“いない時”に比べて少なく、その数は数100から100以下に減少することが確認されたのです。

人でも犬でも、見つめ合ったり触れ合ったりして、積極的にアタッチメント行動をしたほうが幸せをより多く感じる人生になりそうですね!

提供元: Geno(ジーノ)|遺伝子の?を!に変える

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