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遺伝子配列からコンピュータを作る!?

2015/11/30

多くの科学者から注目されるDNAコンピュータをご存知ですか?DNAとコンピュータ? 想像がつかないですよね。その正体は、DNAの4種の塩基であるA、G、T、Cの4つが対をなして結合する特性と、DNAを操作する酵素(様々な制限酵素や、DNAリガーゼ、DNAポリメラーゼ)を利用するコンピュータなのです。DNAとコンピュータの類似点に最初に気づいたのは、南カリフォルニア大学のコンピュータ科学者レオナルド・エーデルマンと言われており、その後、多くの科学者がこのDNAコンピュータの実現に向けて研究を行っています。

コンピュータの小型化にはDNAが最も適している!?

DNAから作られる電気回路は、複雑な形状に加工できること、自己組織化できることの2つの特徴を持つ点から、コンピュータの小型化を実現する為に最も適していると期待されてきましたが、今まで誰ひとりとして電気を通すためのDNAを作ることができていませんでした。 今回長年の研究の末、イスラエルの研究チームが遂に、長さに応じて電荷を転送するDNAの開発に成功したようです。この成功により、数年以内には、現状よりもはるかに小さくて、効率の良い安価なコンピュータチップの生産が実現すると期待されています。

コンピュータは、その技術の進歩に比例して小型化の道を辿ってきました。その道のりはトップダウン・アプローチと呼ばれ、大きな状態から徐々に小さくしていくというアプローチが一般的でした。それに対し、今回の発表のようなコンピュータの構成の仕方は、ボトムアップ・アプローチと呼ばれ、原子と原子を組み合わせて分子を作ることでコンピュータを構成していく手法です。

遺伝子の製造技術を応用したこの研究が実現すれば、ナノマシンなどへの応用も期待できるようです! 今後の研究に注目していきたいですね!

参考文献
http://www.timesofisrael.com/israelis-create-dna-wire-for-computer-of-future/

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